最近傾倒している画家のパレット(というかキャスターまんま)はドロドロのめちゃくちゃで、描いてきた時間を物語っている。
道具も几帳面には手入れされていない雰囲気を感じるのですが、描写はガサついてるような質感はなく滑らかで、筆の毛先とかバサバサじゃなく整っているのが分かるから不思議です。
aqylaで描くようになって、筆の傷みが早く、毛先に花が咲いたようにくるんくるん反ってくるので(百合の雌しべのよう)、買い替えどきやな…と分かりやすいです。
バサバサになった筆は、ガサガサの描写が出来るので、また新たな役割を果たしてくれます。
先日慎重な描写のとき、バサバサに気付かず筆を取って、絵の具を混ぜる時に、あ花咲いてるって気付いたのですが、上手くやればいけるかもと思い、描いたらやっぱり駄目でした。自分の横着を感じました。
筆を持ち替えないことが横着なのですが、もし上手く描けていたら、私さすが!とお調子にのっていたでしょう。そのくらいのお調子者で。
今度画材屋さんに行ったら、長持ちする筆を聞いてみよう。
今日はオリーブグリーンでグレーズする効果を感じ、絵が少し進みました。明日から仕事が続くので、花が枯れないうちに写生をしながら観察しました。
大きな絵が一枚独走していたのですが、完成に迷いがあり、べつの絵をまわることで、相乗的に影響し合うのを感じたので、並走に切り替えようと思います。
夢中で描いた分だけ強さがある。
最後に下地を4枚完成させて終了。
Spotifyでいい絵に出会う。
出会いは突然、過ぎ去るもまた早し