セピアであたり取り
写生に絵作りが働いていく。それが楽しいんだ。
夏は枯れてゆくのが早いから、集中して描いていきます。
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大まかに、8月から創作に入っていくと決めていた。パキッとじゃなくグラデーションで。
人、人のような存在を描きたい。描き込むかたちでしっかり描きたい。とことん触りたい。
と考えていた矢先に彼女はそこに居た。私の身近にいてくれた。
清廉さ、やわらかさ、意志のある眼差し。美しいなぁ。
私が思い描く女性よりも、より女性らしくやわらかく幼く危うい。あと5年くらいしたら、強さが加わりすごいことになりそうな、美しい人だ。
しかもね、今描いてる女性のブラウスと、おんなじブラウスを彼女が着ていたのです。ギャザーのきいた丸襟。このシンクロニシティ、さすがにもうただの偶然とは思わない。必然だと思える私になってる。
「この人がモデルですよ。」と神様が教えてくれたこと。感謝しかない。神様以外の言葉で言うなら、世界や宇宙、生かされていること、一人一人、一つ一つ、そんな言葉になる。フィットしているとも思わないけど、ほかの言葉がうまくみつからない。だから神様になる。
それでいうと、天使も違う。私は天使を描いていない。でもドンピシャの言葉がみつからないから、より近い言葉として、天使、angelと言ったり記したりする。
そんな日々です。