下地と壁作り
目処が無いので絵と絵の間に触っています。
私はこの作業がとても性に合っています。太い筆や刷毛で大きくストロークすることがすごく好きです。気持ちいいです。
壁は全3色作る予定で、濃いの2枚・明るいの1枚。まだしっかり色が見えてきていないので、しばらくはいつまででも触れます…。今日完成でもいいし、いつまでも未完でもいい。それくらいの距離感の画面があると、精神にいいことを発見しました。全集中を必要としない、描くというより作る作業が、心にいい作用があるみたいです。紙のセピアの下地作りにやや近い感覚です。ただ、紙の下地作りは日を決めて一気にやるので、日々の制作の隙間時間にするわけではないので、少し感覚が違います。
最近は、写生や模写や、コラージュ的な画面作りや、隙間に立体や、総じて実験的な制作をしています。それができるこの自由期間が愛おしいです。
感謝しています。