田島征彦さんのお話

ギャラリーvieさんが運営される絵話塾の授業に参加させていただきました。

絵本作家・田島征彦さんのお話会。

デビュー前から現在に至るまで、さまざまな出会いや気付きなど、テゾーロのような歳月のお話をしてくださいました。

主に型染の手法を用いて、これまで約20冊もの絵本を生み出されています。

人物の動きや表情、感情、情景表現、ともかく達者で味わい深く、構図もすごい、そこに情熱を注がれた物語が軸となり。

ストーリーを作るため、何年もかけて丹念な取材をされていて。そこで出会った人たち、ご自身が感じたこと。

何冊かの絵本を読み聞かせくださいました。年季が入った読み聞かせ、田島さんは役者のようでした。あちこちで涙が見えました。私も止められませんでした。

 

家路について、気持ちも落ち着いてきてから、そういえば、絵と文の、文が生まれるまでのお話がメインで、絵について話されることは全くなかったなと気付きました。

どうすればこんなに揺るがず正確な人体、構図がとれるのか、もはや愚問ばかりがあとから湧いてきます。愚問と思ってしまうほど、ハートの分量が多すぎる情熱的なお話だったのでした。

情熱を注げるテーマに出会えることを羨ましく思いました。溢れてるから自然と引き寄せ出会ってしまうんだろうなと思いました。

 

5/11(土)18:00~NHK(関西のみ)

ドキュメンタリー『これは僕の物語 絵本作家・田島征彦』が放映されます。

よろしければぜひ

 

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