今夏はベランダで桔梗やカーペットかすみ草など青い花を楽しんだ。秋に向かってデュランタの蕾がふくらみ、季節の移ろいほほほ~などと悦んでいたのだが、視界になにやら不吉な薄茶…。
ぉぉぉカメムシ…。去年もちらほら目撃したから、わたくし耐性あるもんね…!ほうきで突いて掴まったところをポイッ、飛んでけ~。ふぅ一件落着。しなかったー!
今年はちらほらどころの騒ぎじゃなかったのだ。薄茶は幹や枝に、ミドリは葉っぱにしっかり同化して、あちこちに張り付いている。この観察を部屋から窓ガラス越しでしかできない虫嫌いの私。つい先日までの風流な気持ち吹っ飛んだ。
それからの植木の手入れは、いかにカメムシを視界に入れずに水やりができるかに注がれた。薄目で水やり、終えたら窓を即閉め。掃き掃除は怖くてできない、駆除などもってのほか、でも目の前から消えてほしい。実現する道はただ一つ、冬を待つ!
先週から冷え込むようになり、部屋の中ではルンルン冬支度。でも心の隅にベランダを見て見ぬふりしてる気持ち悪さが積もってる。
よし今日こそ!とベランダの手入れをしました。一年草の花達に別れを告げ、イチヂクをひと回り大きな鉢に入れ替え、数ヶ月に一度のオルトラン撒き。そして掃き掃除。カメさんはまだ何匹が目撃しましたが、なんとかやりたいことができて、とてもすっきりしました。
知人によると、今年のカメムシの発生率は例年の138倍とのこと。凄まじい😂
先月。個展で職場の方が贈ってくださった。ダリア、アーティチョーク、ノバラ 美しや…