ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
大阪市立美術館
アブサンを生で見ることができた。
自画像は2005年の展覧会で見たのと同じ自画像だった。20年ぶりに。
自画像だけ高い位置に展示されていて、絵の周りを一段の舞台が囲っていて、視界に入った瞬間おぉ〜となった。筆やパレット、手前にキャンバス、小物が効いていて、好きだなぁ。青いスタンドカラーのジャケットも背景の薄水色もいいなぁ
約10年の画業で常に描き方が変化しているあたり前の様が好ましく、ゴッホに吹き抜ける風が会場にも吹いているような爽やかさを感じた。
ゴッホ自身が集めていた同時代の画家の作品や浮世絵などもあらためて味わって、それらのコレクションにとても影響を受けて描かれているところも素直さが溢れていた。
弟テオや妻ヨーの信頼と情熱に胸打たれるが、彼らの心を突き動かすゴッホの信念と温かさが空間まるごとに通底していた。
こんな世界があるんだ。
見られてよかった。
9月の神戸も行きたいな。
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何度でも、ひとつずつ、安心できるところまで、小分けにしよう
何度でも、私に、安心をあげよう

出勤前、しおれはじめた花が綺麗だった