In the color of the painting

京都で友と会う予定あり、いくつか展覧会を楽しみました。

 

写実絵画の世界 at 美術館えきKYOTO

 

仕事が丁寧でとても見応えがあった。

作家がその一枚に向き合った誠実な時間や期間が手にとるように分かる作品ばかりだったので、写真のようにリアルに描いたところで一体なんなのだろうという写実画につきまとう猜疑心を抱くことはなかった。

絵画は生でみないとほとんどが伝わらず、

生で見たときに発見する美しさを

ほんとうに私は愛する。(リルケ調😌)

 

背景の色やあしらいについて

静物画はグレーやベージュでまとめている絵が多かった。

単色ではどれもとても美しいのだけど、主役の静物を本当に引き立たせているかというとそうも言えないかもしれない。

特に人物画の背景のあしらいは、画家の永遠の壁と感じた。

 

写真の色でなく、

現実の色でなく、

絵画の色で描かれた絵が

私の心を打つ。

 

✴︎

 

移転後の京都市立芸術大学を訪れた。

赤松玉女退任記念展、herstories 女性の視点でたどる美術史 などを見る。

素晴らしい空間でした。

廊下に溢れんばかりの胡蝶蘭や花たちが並べられていて、清廉な香りが立ち込めていた。

向かいで昇降するエレベーターの中にもそれは続いていて、人と香りをしずかに運んでいました。

 

  

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友と大阪万博へ一緒に行こうと約束して別れる。

彼女とは20年前の愛知万博も一緒に行ったよしみ。

キッコロとモリゾー推しだった彼女曰く、ミャクミャクは可愛ないわ〜とのこと。

それでもこのミャクミャクはイケてると、買ってきてくれた。

ミャクミャクおたべ (ありがとう✨)