むすびの爪切りで病院へ。
隣り合わせた猫ちゃんかわいかった。
飼い主さんに、むすびが家で爪切りをとても嫌がること、病院ではおとなしく切らせてくれることをお話したら、リュック(キャリー)を覗き込み、かわいいねぇ、猫かぶってるんやねぇと可愛がってくれた。
帰り道はもうすっかり暗く、寒かった。
犬の散歩をされてる方ちらほら。前を歩く柴ちゃんが電信柱でおしっこしている間に私たちが追い抜くとき、飼い主さんがリュックのむすびに気付いて、「あ、こんばんは」と笑顔で挨拶してくれた。
暗かったけど笑顔だとはっきり分かった。
存在が愛だなぁ。
私は愛と暮らさせてもらってるんだなぁとじんわり思った。
リュックの中で、行きはおしっこ、帰りはうんちをしていて、病院連れてってごめんやで〜と謝りつつも、ありのままの君にいつも心洗われるのだった。
来年も一緒に。

キャンバスの裏に隠れるmonsieur