1日目
ガッシュ。描き心地を確かめながら描きました。透明水彩で得た薄塗りの感覚から一気に離れないよう、薄く重ねていきました。ペーパーメディウムで作り置いていたパネルに描こうかと思ったのですが、やはりひとつずつ確かめたいと思い、いつもの水彩用紙(下塗り済み)を選びました。
対象は目の前にあるんだという安心感に、ずっと包まれていました。色を確かめ、光と影を確かめ、かたちも同様に。
答えは私のなかにある。でも、ヒントが目の前にあるって、すごいことやなぁって思いながら。
いつものよくない心の癖も、何度も感じることができました。気付けたことが嬉しかった。
ガッシュ、私に合うかもなぁと思います。絵具の伸びや乾く速度(もう少し遅いのが理想です)など。もしかしたら、アキーラより合うかもしれません。アキーラは数年前から使っていますが、出番が少なかったので、この絵が完成したら、今度はアキーラで同じ対象を描いてみようと思います。
ところで、ガッシュ(Gouache)はフランス読みではグワッシュ。シーレの最新の図版には全てグワッシュと表記されていました。グワッシュという響きの方により魅力を感じるのは、私がヨーロッパ贔屓だからでしょうか。。
2日目は、つぼの明暗、天板の反射と映り込み、抽斗の金具、を中心に描きます。
初日、おつかれさまでした。