2024.5.25 雲のスケッチ
授業の一冊が決まりました。
「読むので思う 荒川洋治著」
こちらのなかの一章を描いてみようと思います。
先程イメージスケッチをしました。久しぶりに透明水彩を触った。
最近はあまりイマジネーションが湧かないため、写生で手を動かしており、目の前に描くものがある、この安心を感じたい日々で、ですので創作の方のスケッチは、何が現れても否定せず、やさしく見つめたいと思っている日々です。
雲の写生を続ける中で、創作のスケッチにもそれが現れてきて、やっぱりそうなんだなと思いました。
一冊がなかなか決められなかったのは、今、私が描きたいものが、検討を付けてる本達の中に無かったからなのでした。だから心が重たかった。なんか違うなと。
自分のレパートリーの少なさに落ち込むより、今描きたいものに目を向け手を動かす方が、とても楽しい。
「読むので思う」に手を伸ばした私、えらいぞ。
物語や文章の内容から絵を創作する、その前に、何が描きたいのか、自分の心に何があるのか見つめて、それを描くために、それを広げる一冊を選ぶ。私はそういう順番の本選びになりました。さぁ、みんなはどうだろう。
授業では、なぜ下地を作るのか、なぜセピアなのか、というところも伝えたいと考えています。私に伝えられることがあるかしらと思っていたのですが、けっこうありそうです。持ち物をメモ。書き出して頭の中を整理して。事務、大事。