200パーセント自分のタイミングで完成したなと思えた絵が描けた。
私の絵は一枚ずつが独立していて、並べてみると統一感に欠けるかもしれず、見てくれる人たちを混乱させてしまうかもと一瞬思うのですが、私より遥かに人生経験豊富な海千山千の方々に、その心配は失礼なことだと思い直し、すぐに打ち消します。私の心配など無かったように、見てくれる人たちは向き合い汲み取ってくれます。全てお見通しです。そして新たな視点を与えてくれ絵が一人歩きをしていきます。
統一感がないというのは、散漫さが現れている状態なのかもしれない。一枚ずつに誠実に向き合えば、共通する空気感はかならず現れると思うので、一枚ずつ。今回は搬入日まで、描けるところまで描きます。
そういえば前回の個展も搬入を終えてから一枚手を入れていました。展示の並びを見るため搬入に持って行き、配置が決まった後持って帰って初日までに完成させました。油彩と違って水彩はそれができるのでいいですね。と言っても、油彩時代も会場に描画道具を持ち込んで搬入時に仕上げていましたが。。オーナーさんから、なんやこのにおい、ちょっとこのにおいキツいわ〜、と苦言を受けたりしていました。pebeoのテレピン。自分にはいつものにおいだったので、改めて異臭であることに気付かされました…。隣りは別の作家さんのブースでしたので当然ですね。懐かしい思い出です。